貫通板式水素冷却器および空気冷却器は、近年急速に開発が進められている高効率な冷却素子です。会社設立以来、125MW二重水発電機空冷機、空冷発電機空冷機、300MW、600MWクラスの水水素冷却発電機冷却機、シーメンスMEGA水素冷却機など、1000MWの開発・製造に成功してきました。発電機やモーターなどの分野で幅広く使用されている火力・原子力クラスの水水素冷却発電機冷却器など。
クーラーの製造設計に関して、当社には標準化されたプロセスがあります。
1.設計計算プロセス
以下の条件に基づいてクーラーの設計計算を提供します。
①お客様からご提供いただく熱伝達境界条件
②冷却チューブ、ヒートシンク等の材質要件
③界面と形状による初期構造
④現場作業時の労働条件の違い
2.水素クーラー計算機
3.熱伝達と抵抗曲線
製品構成:
主要部品:前水室、後水室、クーラーコア、シールガスケット等
①前後水室:入口フランジ、出口フランジ、内部リブ、排水口、排気口
②クーラーコア:前管板、後管板、サポートプレート、フレーム(または側板)、ヒートシンク、伝熱管などで構成されます。クーラーフレーム(または側板)と後管板の間には、伸縮スライド機構が設けられています。熱膨張ストレスを排除するガイド構造を採用。
③ライナー:メディアの漏れを防ぐため、メディアによって材質が異なります。
前後の水室:
①溶接構造
②ゴムライニング等の保護処理が可能です
4.後部水室
5. 前部水室
スライドピン:
①冷却チューブとクーラーフレームの膨張係数や温度の違いにより、クーラーコアとフレームの膨張が異なります。
②スライドピン構造によりクーラーコアは自由に伸縮しながら耐荷重性を確保。
6. スライドピン構造
製品の特徴:
クーラーの製造および品質管理のプロセスにおいて、当社は各プロセスに対して厳格なプロセス仕様を実施しています。
7. 主要なプロセス
8. 品質管理プロセス
実績: